オフライン環境でmicro:bitを使う方法と注意事項
オフラインでmicro:bitを使う場合は、
- Windows 10 のMakeCodeアプリを使う
- PC上でMakeCodeのserver プログラム(pxt-microbit)を docker で立ち上げる
等の方法があります。一般的には前者かと思います。こちらにつきまして、いくつか注意事項があります。
Windows 10 のMakeCodeアプリ
まず、Windows 10 のMakeCodeアプリをインストールするにはMicrosoft Store にログインする必要があります。すなわち、オフライン環境ではインストールが出来ません。micro:bit財団のオフィシャルサイトでは、オフラインインストール用の実行ファイルが配布されているのですが、弊社の環境では「このアプリはお使いのPCでは実行出来ません」というエラーになってしまいました。
次に、一時的にオンライン環境を確保してMicrosoft Store からダウンロード&インストール出来たとしても、そのままではオフライン環境では使用出来ません。必ず、一度はオンライン環境でアプリを起動する必要があるようです。(2020年1月現在)
弊社製品の専用ブロック
弊社の製品で提供している専用ブロックも通常はオンラインである必要があります。ただ、「オフラインでも使いたい」という要望を受けて、一部製品向け(理科ボードTFW-RK2,制御スイッチTFW-SW1,2)のオフライン用のプログラム(hexファイル)をご用意させていただきました。(ダウンロードはこちら)
Windows10のMakeCodeアプリがインストールされている環境で、事前にダウンロードしておいたオフライン用のプログラムをダブルクリックすれば、ツールボックスにSTEMブロックが登場します。
以上、ご参考になれば幸いです。