【EDIX】micro:bitを真のIoTデバイスに「TFabConnect」
TFabWorksは、現在開催中のEDIXのMicrosoftブースにて、micro:bitを真のIoTデバイスとして動作させるためのサービス「TFabConnect(ティー・ファブ・コネクト)」のハンズオンを行っています。
■デモ
TFabWorks本社(千葉県柏市)にいるハムスター「Fab太郎」のゲージの状態を、micro:bitを使いEDIX会場(東京ビックサイト)からモニターするデモを行っています。測定項目は、
- 動き(activeCount)
- ハムスターは夜行性で、日中は寝ていますが、夜になると活動しています。動きの検出には、TFabWorksの理科ボード TFW-RK2 搭載の人感センサー(赤外線センサー)を使っています。
- ゲージ温度(temp)
- micro:bit本体の温度計を使っています。
- 明るさ(brightness)
- micro:bit本体の明るさセンサーを使っています。
の3点です。現在のリアルタイムグラフはこちらで参照出来ます。
なお、EDIX期間内はYouTubeライブで現在のハムスターの状態を見れるようにしています。
■概念
- クラウド変数と呼ばれる変数に対して、micro:bitから読み書きを行う事により、子供たちでも簡単にIoTデバイスとして活用(計測・制御)する事が出来ます。
- クラウド変数
- MakeCodeの拡張ブロックで読み書き出来る機能を提供します。
- 変数名はMakeCodeから自由に命名する事が出来ます。(複数可)
- 書き込んだ値は、時間情報と共にデータベース(Azure)に格納されます。
- 専用のWebAPIを使うと時間情報と共に過去の変数値が取得出来ます。デモのリアルタイムグラフはこの機能を使って描画をしています。
- MakeCodeの拡張ブロックで読み書き出来る機能を提供します。
■システム構成
- TFabConnect MakeCode用拡張
- クラウド変数に対して読み書きを行う専用ブロックを提供します。
- TFabConnect IoT Edge Client
- PC用アプリケーション(Windows,Mac対応)
- USBケーブルで接続されたmicro:bitとTFabConnect IoT Hubの中継を行います。
- TFabConnect IoT Hub (Azure)
- クラウド変数の値をデータベースに対して読み書きします。
■今後の予定
今回の展示では提供していませんが、以下の機能を提供予定です。
- ユーザ認証
- TFabConnect IoT Edge Clientのグルーピング機能(クラウド変数のスコープはこのグループ内となります)
- グループ単位でのWebAPIの公開範囲の設定
- 外部WebAPIへの接続
- あるクラウド変数を読み込もうとすると、データベースにアクセスするのではなく、予め設定した外部WebAPIを叩き、加工(正規表現、他)して値を返します。
- 活用例
- 現在時刻の取得
- 天気予報の取得
- 活用例
- あるクラウド変数に書き込もうとすると、データベースにアクセスするのではなく、予め設定した外部WebAPIを叩き、値を渡します。
- 活用例
- IFTTTで他のIoTデバイスやサービスと連携
- 活用例
- あるクラウド変数を読み込もうとすると、データベースにアクセスするのではなく、予め設定した外部WebAPIを叩き、加工(正規表現、他)して値を返します。
■お問い合わせ
本サービスに関するお問い合わせは、https://tfabworks.com/contact/ からお願いいたします。