Scratch専用ブラウザ「Scrub」の管理がTFabWorksに移管
Scrubとは
iPadでScratch 3.0を使う場合、通常ブラウザではLEGOやmicro:bitとBluetooth接続が出来ない問題があります。この問題を解決するため大庭慎一郎氏が開発したのが「Scrub」になります。当社のAkaDakoもこのScrubのお陰でiPadとの有線接続(ライトニング or USB-C)を実現する事ができました。
日本の教育現場でScrubがお勧めな理由
Scrubは、日本の教育現場で抱えている「授業でScratchを使うと子どもたちがトップページにあるゲームに目が行ってしまい困る」問題を解決してくれるアプリでもあります。Scrubは起動するとScrtchのプログラム作成画面が開くようになっているため、小学校5生の算数「多角形」でもスムーズな授業を行う事が可能です。(注意:他の人のプロジェクトにアクセス出来なくするわけではありません)
さらに「起動時のURLを別のScratch環境にしたい」にも対応しており、MDM経由で一斉に起動時のURLを変更する事も可能です。
GIGAスクール構想でiPadを導入されている自治体でScratchを使った授業を行っている場合は、お勧めのアプリになります。
管理がTFabWorksへ
自治体によっては「個人が作ったアプリを子どもたちの端末に入れる許可がおりない」という課題がありました。大庭氏と相談した結果 Scrubバージョン1.2.1 より管理をTFabWorksに移管する事となりました。今後は、TFabWorksが責任を持つと共に、引き続き、無償提供をお約束します。自治体の担当者の皆様、安心してご利用頂ければと思います。
Scrubの使い方
Scrubのインストール方法や使い方についてはこちら。